年収の壁問題

国民民主党が訴える　「１０３万円」の壁対策に注目が集まっております。

この「１０３万円」にはどんな意味があるのでしょうか？

パートやアルバイトで働く人達にとって、年収「１０３万円」を超えると所得税が課税されます。ただし税の負担が増えるといってもそれほど大きな額ではありません。

例えば年収１０４万円になったとすると、増えた１万円に対して、税率5％を掛けた年間￥500が増える程度です。

政府、与党は国民民主党の主張を踏まえて、年収が１０３万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」を見直しして、「非課税枠」を引上げすることを検討中です。

一方で、健康保険・厚生年金の加入要件については、現在106万円以上（５１人以上の規模）を撤廃し、「１週間の労働時間が２０時間未満」であることのみを加入の要件にする改正を予定しております。

年収の壁を改訂しても、健康保険・厚生年金に加入することになれば、手取り収入の減となり　飴と鞭の政策でなはいでしょうか・・・・・？